変形ラビニョ+シングル2個(前進7速、後進2速)
本事例では、変形ラビニョタイプを1個、シングルピニオンタイプを2個使用した事例です。変形ラビニョタイプを作成する事例です。
構成図は以下の通りです。


図1 CR-CR式構成図
(自動車技術ハンドブック 第4分冊(設計(パワートレイン)編)より
上記構成に対して、まず図1の変形ラビニョのギア構成を下図のように入力します。但し、図1とギア記号が異なります。図1は、自動車技術ハンドブックに準じて作成したもので、ATMAPでは P0 や R0 という入力はできないため、P0がP1, P1がP2, R0がR2,
として入力しています。
ATMAPでは、図2のような簡単な入力で、いろいろなプラネタリーギアを構成することができます。

図2 変形ラビニョのギア構成入力(インターフェイス画面)
さらに変速時の構成を、以下のように入力します。

図3 ATMAPへの入力(インターフェイス画面)
<解析結果>
1.回転数
図1の構成に対して、自動車技術ハンドブック第4分冊(設計(パワートレイン)編)には、下記の減速比解が提示されています(減速比 i=入力回転数/出力回転数)。図4には、ρ0=0.114,
ρ1=ρ2=ρ3=0.2 と仮定した場合の結果を併記しました。ATMAPの回転数解でも同じ解が得られています。

図4 減速比(自動車技術ハンドブック 第4分冊(設計(パワートレイン)編)より)
2.トルクと荷重
ATMAPの、トルク解析でも、減速比=出力トルク/入力トルクとすると、回転数解の減速比と同じ結果が得られています。
ギア荷重では、例えば1速時のサンギアに下記関係が得られています。
サンギア荷重×PCR×ピニオン個数=入力トルク
また、いずれのプラネタリーでも、ピニオンギアのラジアル荷重、接線荷重が下記の関係を満たしています。
サンギア荷重+リングギア荷重+キャリア荷重=0
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